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タイ大使講演「医療用大麻の活用」AIchemist Medical International協力
配信日時:2022年6月4日 12時00分 [ ID:8098]

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日本語が堪能な シントン・ラーピセートパン駐日タイ王国大使 「産業用ヘンプの有効活用と法的規制を考える会」2022年5月20日、衆議院第一議員会館 ・ https://alchemistmedicalinternational.com/

 2022年5月20日、一般社団法人日本ヘンプ協会・Japan Industrial Hemp Association」(JIHA)は、衆議院第一議員会館で「産業用ヘンプの有効活用と法的規制を考える会」を開催した。

 タイ現地法人AIchemist Medical International Co.の協力で、アジアで初めて医療用大麻を合法化したタイを代表して、シントン・ラーピセートパン駐日タイ王国大使が、医療大麻解禁国としての経過と課題などについて講演した。

 この会には「カンナビジオールの活用を考える議員連盟」(CBD議連)最高顧問・河村建夫氏、同議連事務局長・松原仁衆議院議員のほか、日本ヘンプ協会相談役・原田義昭氏をはじめ、関係者200名以上が出席した。

 CBD議連によると、医療用大麻の有効活用に向けた大麻取締法改正法案が早い段階で、通常国会に上程される可能性もあり、日本における医療用大麻の解禁も現実味を帯びてきていると言う。

 また、世界初大麻草由来医薬品の開発者であるイーサン・ルッソ医学博士及び、カリフォルニア州で医療大麻の研究に従事されているマラ・ビリーバイキッジ医師からも、日本ヘンプ協会の発足と日本での医療用大麻の解禁に向けた動きを歓迎する旨のビデオメッセージが紹介された。JIHAは、AIchemist Medical International Co.と共に、タイ王国と日本の技術協力関係の推進を図る予定だ。

 JIHAは、CBDの基礎・応用研究、国内法に準拠したCBD産業の育成・支援、ヘンプ資源を活用した食糧・エネルギー問題へのアプローチを目的として設立。佐藤 均 代表理事 (昭和大学 薬学部 教授、薬学博士)、湊 寛明 理事 (医療社団法人ピュアスマイル ピュアリオ歯科・矯正歯科 田町三田院 理事長)、二木 芳人 理事 (昭和大学 医学部 内科学講座臨床感染症学部 客員教授)。

【編集:af】

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