ワールドのニュース

【コラム】「FBIです!」って電話来て、本物だと信じられる素直さー韓国
配信日時:2022年7月22日 6時00分 [ ID:8205]

このエントリーをはてなブックマークに追加

写真をクリックすると次の写真に切り替わります。

電話イメージ

 2022年盛夏、各国でスパイ活動って今でも行われているんだろうと思う。国家機密という「一般国民になんぞ教えられね~よ」って案件を、いとも簡単にその国の国民でないスパイが手に入れる。このネット社会において、007シリーズが初上映された時代とか米ソ冷戦時代に比べて、ちょっと簡単になっているのではと思う。スパイって、儲かる仕事なんだろうか。

 アメリカの創業2年目のベンチャー企業に、FBIから、電話が来たという。「お宅のIT開発者は、北朝鮮のスパイだ。北朝鮮に毎月137万円送金しているから確認してみろ」と。その社員は、即時解雇になった。…もしFBIを語る巧妙な詐欺なら、不当解雇になって、アメリカあたりでは、大金の動く裁判沙汰になるのでは。

 FBIとアメリカ財務局は、北朝鮮の高度のIT技術を持ったスパイが、北朝鮮に外貨収入をもたらしていると警告している。ハッカーになると、年間4120万円以上稼ぐことができるらしい。スパイって、ハッカーなの? 。賃金の90%を北朝鮮に送っているらしいが、それでも、アメリカで月34万円の生活ができて、自由もある。自由があることが、お金があるより重要だと思うが。

 解雇された社員は、中国人といってエントリーしてきたという。ニセのパスポートなどの身分証明を添付した履歴書。見抜けずに採用する会社が圧倒的に多い。現在、スパイというか、ハッカーたちは、暗号資産を北朝鮮のものにするために活動しているらしい。そもそも、各国通貨や「金」などは公のものだ。しかし、暗号資産は、儲かるにしても、ネズミ講とそんなに代わらない気がする。儲かったと思った瞬間にパソコンがクローズされ、会社にも連絡がつかない。今更、あるある感が否めないのだけど。高止まりした瞬間に売って、都度儲けにした方が安全に思うのだが。

 少なくとも、流ちょうな英語で「アイアムFBI」って言ってきても、アポなしに我が家にやってきて「FBIなんだけど、あんたのパソコン危ないよ」とか言われても、例えば今日なら「暑くて、頭のなか膿んでしまったのかな~」と冷たいお水でも飲んでもらっているうちに、110番する。それがジェームス・ボンドでもね。

 創業2年の会社の機密事項。とても偉い人の関連事業(闇企業)でもなければ、そんなにないと思うのだが、FBIって、暇なのだろうか。平和ボケしている筆者には理解できないFBI案件(CIA案件でもね~。日本の公安は…県レベルだけど、届いた郵便をみんなで回し読みしているのに、届いてませんと言い切るから信じてはいない)。

【編集:fa】

ワールドの新着ニュース