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【コラム】おまえからは勲章もらわんー韓国
配信日時:2022年9月17日 6時00分 [ ID:8340]

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勲章イメージ

 定年を迎える大学教授に、勲章をあげるのが韓国の慣例らしい(もらわない人もいるので、らしい)。あくまでも儀礼的なものであり、そこに権威があるのかどうかは謎だ。

 2022年8月下旬、この勲褒章をいらないと「激しく断った」大学教授がいる。とても大きな理由は、尹錫悦大統領からはもらいたくないという強い意志だ。

 大学側的には穏便に済ませようと「本人の意思により、叙勲辞退は可能なので、今回はもらいません」と「静かに」伝えた。

 日本にも勲章の類は、よろこんで受け取る方もいるが、絶対に辞退すると言う方もいる。さらに、韓国のようにもれなく退職する人がもらうというのではなく、天皇陛下には会えないレベル(県庁で一律にもらう)ではあるが、なぜ選ばれたの? という方も多く存在する。コロナ禍になり、これからなにもしないのが当たり前になるだろうが…本当にみんなから慕われていて叙勲パーティを開いてもらう方もいれば、「パーティを開くのが常識だよ」と言われ自費で開いたものの、出席者が家族だけだったという大散財もある。そして、朝市に出店している骨とう品屋で、勲章が100円程度で売られている現実。勲章は、必要なモノなのか。

 この教授も辞退書(放棄確認書)で、自分の仕事を全うしただけだと告げている。立派な仕事をしていても受けられない方の方が多い。教授という立場であらゆる社会的恩恵を享受しているのに、勲章までは申し訳ないのか。その実「尹錫悦の名で贈られるのは、朝鮮総督から受けるような気がする」…尹大統領は今のところいい人だが、朝鮮総督に任命は日本国としてはしていない。何時代の話をこの教授はしているのだろう。

 この教授の大学は、偏差値の高い私立大学。曹洞宗立という。さらに名前が「東国大学」。略称として「東大(トンデ)」…略称、いい加減にしろよ! という気がする。

 いろんな宗教の自由化が叫ばれる現代、宗教的に相容れない何かがあったのだろう。そんな教授がいてもいい。

【編集:fa】

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