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韓国国民の幸福レベルがOECD加盟国の中で32位
配信日時:2023年3月1日 14時00分 [ ID:8722]

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 2023年2月26日、韓国の毎日経済は「韓国国民の幸福レベルがOECD加盟国の中で低位(32位)に留まった」と報じた。

 この報告書は、韓国保健社会研究院が発表した「社会政策成果および動向分析基礎研究」に基づいており、ギャラップワールドポールの調査によれば、韓国の幸福レベルは10点満点中6.11点で、OECD加盟国38か国中32位となった。

 調査によれば、幸福感が最も高い国はフィンランドで、次いでデンマーク、イスラエル、アイスランド、スウェーデンが続いた。一方、韓国はギリシャ、日本、メキシコ、ポーランド、コロンビア、トルコに次いで下位にランクインしていた。日本は、6.09点だった。

 この報告書には、韓国国民の社会的孤立についても言及されている。調査によれば、18.9%の韓国国民が「困難な状況で助けを求められる友人や親戚がいない」と回答した。これは、OECD加盟国の中で4番目に高い回答率であった。

 一方、この報告書を受けて、韓国のネットユーザーからは「お金持ちだけが対象だったのではないか」「社会的孤立は、韓国国民が不幸な理由の1つである」といった批判的なコメントが相次いでいる。

 韓国国民が幸福感を感じるためには、社会的なつながりを強化することが必要であると指摘されている。今後、政府や企業が積極的な取り組みを行うことで、韓国国民の幸福感を向上させることが期待される。

【編集:af】

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