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【コラム】子どもっぽい報復 中国
配信日時:2023年3月23日 6時00分 [ ID:8764]

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イメージ資料写真 ソウル空港 検疫に並ぶ列(2020年6月10日撮影)

 韓国では、2023年になってから、中国からの入国者に対しての危機別のために「黄色いカード」を首からかけさせた。ゼロコロナ政策をとっていると中国政府が言っていたとしても、やはり罹患者が減ったわけではない。さらに、日本になかなか来られない今、中国人は、韓国の薬局で売っている風邪薬などを爆買いしていく。経済は回るけれど、韓国国民にとっては死活問題である。それが、とりあえず、空港と言う一場面であっても「この人、中国人」が一目瞭然になるのは自衛の一つだ。

 面白くないのは、ぷーさんの国である。「それは、差別か」といきり立った。

 そして、さしあたって、大連国際空港に到着する便に関して、逆差別を決行した。まあまあ乗客は韓国人が多いが、中国人を除くすべての外国人にとった処置であり、逆差別と違うと言われればそうなのかも。「白いカード」を首からかけさせた。そして、外国人専用通路を通ってPCR検査を受けるようにと指示した。

 もちろん、韓国も「差別だろ」っていきり立った。

 けれど圧倒的人口が多い、そしてSNS人口も多い中国にとっては韓国は赤子のようなものだ。「鈴の方がよかったか(尹「錫」悦大統領にかけて)」「中国の全部の空港でしようよ」など鬼の首をとったかのような書き込みが溢れている。

 そんな低レベルの争いじゃなく、ちゃんと世界中大雑把でいいから色分けして、各国ごとに共通のカードをかけたらいいんじゃないんですか。共通の敵は、コロナですよ、両国の方々。

【編集:fa】

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