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【山口 理津子 バリ散歩】バビグリン、豚の丸焼き体験
配信日時:2024年1月17日 11時00分 [ ID:9482]

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バビグリン

 2024年1月、インドネシア、バリ島の伝統料理といえば、ヒンドゥー教のお祭りやお祝い事には欠かせないバビグリン(豚の丸焼き)があります。バリ人も大好きで普段でも食べられるレストランもあちこちにあります。

 バビグリンは、豚のお腹にさまざまなブンブ(スパイス)や野菜を入れ、豚の体に棒を通して、直火でグルグル回しながら皮がパリパリになるまで焼き上げます。皮にはウコンやココナッツオイルを塗るとカリッと焼き上がるそうです。

 内臓は、揚げたりソーセージにして、出来上がった丸焼きの肉、皮、内臓やラワール(野菜、肉、ココナッツなどを和えたもの)などをご飯に乗せて、混ぜながらいただきます。

 ブンブや焼き加減、お店によって味はさまざまです。バリ島UBUDにもいくつかバビグリンのお店を食べ比べました。

 観光客にも人気のIBU OKA(イブオカ)。ブンブの味が少し変わったのかあっさりした味付けになっていました。お値段は高めですが、入りやすいので初心者向きかもしれません。ローカルの方はあまり行きません。

 ウブドからバイクで30分ぐらい、ギャニアールのPande Egi(パンデエギ)。こちらは、ローカルにも観光客にも大人気で駐車場もいっぱい。レストラン内はとても広いのに満員で賑わっています。
田んぼビューで眺めも良く、味付けもお肉もとても美味しかったです。

 ウブド、イブオカの先にあるかなりローカルなお店、Guug Chung(グンチュン)。私が行った時はローカルしかいませんでした。お店の前にメニュー表(値段高め)がありますが、ブンクス(持ち帰り)にして、在住感を出してバリ人に混じっていたら、ローカル価格で買えました。店内で食べていくこともできます。こちらのブンブ、ラワールともとても美味しいです。

 バリ島のバビグリン、おすすめの伝統料理です!

【執筆:山口 理津子】

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