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ホーチミンの安宿街は予約サイトを使った方が絶対にトク
配信日時:2018年8月6日 16時15分 [ ID:5128]

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高級ホテルでない限りバスタブはベトナムの宿泊施設では期待できないが、温水シャワーは一般的なため、涼しい季節も安心。

 2018年8月6日、ベトナム南部の大都市ホーチミンを格安で楽しむ場合は安宿を利用するといい。料金的には10ドル前後あるいはそれ以下を狙うと客層が悪く、宿泊客による窃盗などが起こる場合もある。また、10ドル以下の宿はドミトリー(相部屋)が多く、あまりお勧めできない。

 推奨できる安宿は15ドル前後から上になる。この金額であれば宿側の対応も悪くなく、また部屋に無料Wi-Fiがあるので、滞在中の情報収集などに利用価値が高い。そして、比較的きれいな個室が用意されている。最近は安宿街のブイビエン通りの裏通りにあるゲストハウスでさえも予約サイトに登録する。一部は予約サイト経由でありながら現地での現金払いを設定しているので、クレジットカードがなくても予約できる。

 予約サイトを経由しない場合、現地で宿泊料金の交渉が可能だ。しかし、多くは予約サイトよりも高い料金設定になる。あるいは足元を見て高い料金をふっかけてくることが少なくない。また、予約サイトでは宿の運営とは関係なく、サイト側のプロモーションを設定するので、非常に安く利用できることもある。

 例えばホーチミンのブイビエンにある「アイピース・ホテル」は通常52ドル(約5720円)のところ、14ドル(約1540円)にまで値下げして提供していたことがあった。部屋は実際的には50ドル超の価値があるとは思えないが、それでも30ドルはあるかもしれないという水準で、14ドルであれば十分にお買い得。ホテルと名のるだけあってレセプションもしっかりしているし、英語も問題なく通じた。ホテル従業員によれば、飛び込みの場合は同じ部屋でも50ドル以下にはならないと言い、予約サイトを通じて部屋を押さえてほしいと言う。

 より安く滞在するにはこういった予約サイトのプロモーションをチェックすることをお勧めしたい。

【取材/撮影:高田胤臣】

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