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ガイドブック『マニラブ』好評ーフィリピン・マニラと日本で無料配布中
配信日時:2019年4月26日 9時15分 [ ID:5637]

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マニラブは、国際交流基金マニラ日本文化センター(The Japan Foundation, Manila)などで無料で入手できる。詳しくは公式HP(http://maniloveclub.com)まで。

 2019年1月、マニラが大好きな在住者で運営しているコミュニティ「まにら部」が発行した、ガイドブック『マニラブ』が既存のガイドブックとは異なると好評だ。

 このガイドブックは、フィリピン・マニラに特化し、マニラが大好きなマニラの生活者自らの手で制作されたもので、生活者・旅行者を対象とした本当のオススメ情報を掲載している。

 制作のきっかけは、日本で抱く「マニラ」のよくないイメージと実際に住んでみたときの実態とのギャップに驚かされたことから始まった。そこに住む生活者だからこそわかるマニラの変化や本当のオススメ情報をまとめて発信することで、マニラのイメージが少しでも良くなり、興味を持ってもらえるきっかけ作りができればとガイドブックを制作したという。116ページフルカラー印刷で持ち運びしやすいサイズも好評である。

 通常のMookガイドブックは、雑誌と同じで広告スポンサーへの忖度が強く出るが、それを防ぎ、支援による共創の輪を広げるためクラウドファンディング等を活用した。取材費・デザイン費・製本費等の必要経費は、まにら部メンバーの自費に加え、クラウドファンディング等による約200万円からねん出し、5000部を発行した。

 また、2019年3月10日にマニラで出版記念イベントを開催し、現地日本人やフィリピン人ら200名以上が足を運び大盛況だった。

 マニラに関連する政府機関、企業、個人を巻き込んだ共創型のプロジェクトの成功例として、現在政府機関や旅行代理店等からも注目されている。「新しいマニラが見つかる本」をテーマとし、読み終わった後マニラのイメージが変わることを目指している本だ。

 このガイドブックは、フィリピンと日本の両国で無料で入手できる。フィリピンでは国際交流基金マニラ日本文化センター(The Japan Foundation, Manila)など、日本ではフィリピンに関連するイベントで配布している他、旅行代理店でも常設で配置予定。

【編集:WY】

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