ワールドのニュース

軍事偵察衛星の打ち上げで、ホワイトハウスに対抗の談話、北朝鮮
配信日時:2023年6月1日 11時30分 [ ID:8955]

このエントリーをはてなブックマークに追加

写真をクリックすると次の写真に切り替わります。

(6月1日)朝鮮中央通信WEBサイトから

 2023年6月1日、北朝鮮の朝鮮中央通信・日本語版WEBサイトは、「誰も衛星の打ち上げに関するわれわれの主権的権利を否定できない」と、朝鮮労働党中央委員会の金與正副部長の談話を報じた。

 『朝鮮民主主義人民共和国の自衛権に属する軍事偵察衛星の打ち上げについて、米国が体質的な反朝鮮敵対感を露骨にさらけ出している。

5月31日、ホワイトハウス国家安全保障会議のスポークスマンは、朝鮮民主主義人民共和国の軍事偵察衛星の打ち上げが国連安保理「決議」に対する公然たる違反であり、不要に緊張を高調させ、地域内の安保状況を不安定にする危険があると言い、全ての国家がわれわれの衛星の打ち上げを糾弾すべきだと唱えた。

驚くべきことや新たなことではないが、やはり米国は強盗さながらで不正常の思考から出発した陳腐なうんぬんを並べ立てている。

果たして、誰が不要な緊張を高調させ、地域内の安保状況を不安定にしているのか。

われわれの衛星の打ち上げが強いて糾弾を受けるべきことなら、米国をはじめすでに数千の衛星を打ち上げた国々が全て糾弾されなければならないということだが、それこそ自家撞着の詭弁(きべん)に他ならない。

どの国でも行っている衛星の打ち上げを巡ってその目的いかんにかかわらず、弾道ロケット技術の利用を禁止した国連安保理「決議」にかけてわれわれだけがしてはならないというそのような無理押し論理は、わが国家の宇宙利用権利を甚だしく侵害し、不当に抑圧する、確かに白昼強盗さながらで間違ったものである。』などと伝えた。

【編集:af】

<< 関連記事 >>

ワールドの新着ニュース