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前田啓希氏 キャリア講師 国連が推奨するSDGsに教育と働きがいで貢献
配信日時:2023年6月15日 9時15分 [ ID:8984]

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キャリア講師として活躍する前田 啓希(まえだ ひろき)氏(右)、取材レポーター豊島叶恵さん・パーソナルナビ(左)

 2023年6月15日、キャリア講師として活躍する前田 啓希(まえだ ひろき)氏に、パーソナルナビ社が運営するメディアサイト『THE CAREER』の広報担当、豊島がインタビュー取材を行った。

 前田氏は、2年前からキャリア講師として社会人向けに教育事業を行っている。その他に、株式会社TRACE ONEの代表取締役も務めている。

 今回の『THE CAREER』のインタビューテーマは、「自分の可能性の築き(気付き)方」。経営者・キャリア講師インタビューは2023年3月から始まったプロジェクトで、キャリアに悩む若い世代に、一歩踏み出す勇気を与えることを目的としている。今活躍するキャリア講師の一人である前田氏が、同世代である20代・30代に対してどんな想いを抱いているのか、どんな未来を思い描いているのか話を聞いた。

 現在、前田氏は20代・30代の将来の可能性を秘める若い世代に対して、キャリア講師として人材教育を行っている。具体的には、一人ひとりに「キャリアの選択を広げるための教育活動」や成功するための「スキル面、根本的な考え方を鍛える講演活動」など幅広く活動している。一人でも多くの若者が、心に抱く理想像を実現できるよう、今後も環境作りや支援の精度を上げていきたいと語った。

 多くの若者を教育で成功へ導いてきた前田氏だが、以前は人に何かを教えるような立場ではなかったと自身の過去を振り返った。社会人になるまで特定のコミュニティにしか馴染めず、集団生活の中では孤独な時間を過ごすことが多かったという。社会に出て、働き方の面で大きな壁にぶつかり、自身のキャリアや生き方を考え始めた。その後、ビジネスについて学び深めた結果、‟トップセールスマン“という人生の転機に繋がった。今度は「本質を伝えていく側になりたい」という想いを抱いたことが、現在のキャリアの原点だそうだ。

 キャリア講師としての今後の展望を尋ねると、まずは若い世代の方々が‟夢や希望をもてる社会を作りたい“と語った。若い世代の活躍を先陣し、その姿を積極的に世間に発信することで、最終的には『子どもたちがなりたい職業ランキング』で起業家が1位になることを目指していると、照れ臭そうに語った。どんな人に対しても、変われるきっかけや夢を与え続けられる人材で在りたいと決意を述べた。

 将来的なSDGsへの取り組みとして、「教育」に加えて、「働きがいと経済成長」の項目で貢献していきたいと答えた。民間企業で5年間の勤務経験をもつ前田氏だからこそ、労働者と経営者、両方の側面からビジネスの本質を伝えることができる。どんな仕事でもやりがいをもって働くことのできる大人を増やし、日本全体の生産性の向上を図っていきたいと話した。

 最後に、「自分の可能性を自分自身が信じること」の重要性を若者に訴えた。“迷い”は一歩踏み出したい気持ちの表れだと考える前田氏は、迷いをマイナスに捉えずに、その先に必ず挑戦するという道を選んで欲しいと力強く語った。一歩踏み出した先に、新しい自分や人生が待っている。無限の可能性を秘めている20代・30代にとって一番大切な意識ではないだろうか。
 
 前田氏は今後も、キャリア講師という仕事にやりがいと誇りをもち、教育を通して人々の理想像を実現するために邁進していく。近い将来、講演や研修など活動の幅をさらに拡大していく予定だ。

 今回の詳しいインタビュー内容は、キャリアパスメディア『THE CAREER』の「経営者インタビュー」をご覧ください。

前田啓希氏プロフィール,
株式会社TRACE ONE代表取締役、
1995年生まれ。北海道出身。20歳で上京し、東証一部上場企業に入社。退職後、フリーランスとしてフルコミッションの営業職に転身し、4カ月目でトップセールスを記録。その後はキャリア講師として活躍を収める。株式会社TRACE ONEの代表取締役、株式会社i3 experienceの統括マネージャー 兼 講師も務める。

【取材:パーソナルナビ編集部】

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