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フィリピンのお正月・ミンダナオ島オサミス発信
配信日時:2024年1月1日 15時15分 [ ID:9460]

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テーブルの上にはジョリビー(Jollibee)で買ったチキンジョイのソース添え、ケーキ、スパゲッティなどが用意されています。これらの品々は1年間が豊かに過ごせる、食事に困らない様にという願いが込められています。

 2024年1月1日、明けましておめでとうございます。フィリピンのニューイヤーパーティーをご紹介します。

 La Victoriaファミリーのフィリピンの新年を迎えるパーティーのご紹介。素敵なお家に住んでいるMichel Conradさんと奥さんのMary graceさんと4人の子供達。フィリピンでは新年は家族で過ごすのだそうです。パーティーは年が明けた0時から始まります。軽い食事をとりながらビジョオケ(カラオケ)をしながら朝まで過ごします。日本の除夜の鐘を聞きながら家族で年越しそばを食べるのと同じです。

 テーブルの上にはジョリビー(Jollibee)で買ったチキンジョイのソース添え、ケーキ、スパゲッティ、マカロンサラダ、ハム、フライドポテト、サンドイッチ、ワイン、ブドウ、リンゴ、オレンジ、バナナなどが並んでいます。これらの品々は1年間が豊かに過ごせる、食事に困らない様にという願いが込められています。お皿の上にお米をひいて生卵を並べて、コインとお札が添えているのは、今年一年間お金が沢山入ってくる、お金に困らないようにという思いが込められています。

 1週間前のクリスマスパーティーの時にはレチョンバボイ等を用意して30,000ペソ(約9万円)をかけて姉妹家族総出で過ごしましたが、ニューイヤーパーティーは家族だけで2000ペソ(約6000円)の予算でした。

 静かに過ごす家族の一方で、0時を過ぎると家々で花火を打ち上げたりラッパを吹いたりと賑やかになります。若者はオートバイで爆音を立てて走り回ります。賑やかにするのは1年の邪気を払いマイナスの事が来ないようにするという願いが込められています。


【執筆:オサミス市在住14年目・上野浩一】

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