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【コラム】入社前にパワハラをしてしまう会社・韓国
配信日時:2024年1月26日 6時00分 [ ID:9498]

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 履歴書を出さないと、求人先の面接すら受けられないものだが…これも一つ怖いものである。ウソを書かない限り、履歴書には多くの個人情報が書かれている。例えば面接まで行かなかったとして、返却されたとしても、コピーを取られていないとは限らない。

 とある会社では、所長のカギのかからないデスクに入れられて、社員の誰しもが見ることができる。志望動機に大笑いして、希望給与に「こんなにもらえるなら、誰もやめね~よ」と毒づく。これは意外とよくある。今はエントリーシートになっているので、返却もないし、パソコン上に永久に残る。ただ、日本においては上場している大手は個人情報が洩れる管理の仕方はしていないと信じたい。

 韓国は、上場企業でも信じてはいけない。これはもうお約束のようなものである。

 面接を突破して、内定が決まる。しかし内定が出るような人物は、他社からも引く手あまたで、ぎりぎりで断ってくる場合がある。それを想定して、会社だって断られない手段を考え、それが社会問題化することもある。

 韓国のそんな断った一人の就活生に、まったく心覚えのないメアドから「もう就職先は決まったのかな~」と不信メールが届いた。気持ち悪い。普通ならスルーするところだが、勇気をもって「あんた誰?」と返信した。「前にクラブであったでしょ、お兄さんと」と戻ってきた。

 実は入社を断った時、「また会いたかったのに~」と面接官から不快なメールが来ており、ごみ箱を捜索すると、メアドは一致した。

 当然入社もしない会社に抗議したが、メールの相手は人事担当であり、一番最初に対応する担当でもあった。「申し訳ない」「謝罪します」。そんな言葉で許されるようなことではないと抗議すると「親近感があったからで、公にしないでほしい」と出た。

 韓国にはSNSだけではなく、テレビ番組として「異常な企業な異常な行動」をあからさまにするものがある。当然のことだ、ここにタレコミ公にした。今、その上場企業では、しでかした人事チーム長の懲戒処分が着々と進んでいる。

 けれど公にした側は…メアドと住居をかえて生きていかなければならない。執念深い韓国人。上場企業を首になったら、持っている個人情報でどんなことをしでかすかわからないからだ。

 うっかり履歴書もエントリーシートも出せない韓国。

【編集:fa】

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