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新型コロナ変異株「NB.1.8.1」感染拡大に警戒を アジア各地で動向注視
配信日時:2025年6月8日 7時30分 [ ID:10248]
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2025年6月8日現在、新型コロナウイルス変異株「NB.1.8.1」による感染拡大について、各国政府や保健当局は、感染状況の推移を注視し、国民への注意喚起を強化している。
台湾衛生福利部疾病管制署の直近の発表では、新型コロナウイルス感染症の患者数が7週連続で増加。現在の主要な流行株は「NB.1.8.1」で、6月下旬から7月上旬にかけて感染のピークを迎えるとの見通しを示している。ピーク時には週あたり15万人から20万人が医療機関を受診する可能性も指摘されており、医療機関への負担増が懸念されている。
ベトナム保健省および現地メディアの報道によると、ホーチミン市など主要都市で新型コロナウイルスの感染例が散発的に確認されており、特に熱帯病病院の調査では、検体から「NB.1.8.1」変異株が多数検出されていることが確認されている。現時点では、この変異株が従来株より重篤な症状を引き起こすという科学的証拠は確認されていないが、当局は市民に警戒を促している。
中国国家衛生健康委員会の公式発表では、国内の感染状況は比較的安定しているとされている。しかし、一部の香港メディアからは、NB.1.8.1株の流入による感染者の増加と重症化の報告が散見されており、香港当局も引き続き監視を強化している状況だ。
「NB.1.8.1変異株の特徴とWHOの見解」
世界保健機関(WHO)は、5月23日に「NB.1.8.1」を変異株の監視リスト(variant under monitoring: VUM)に追加。この変異株は、これまでのワクチン接種や過去の感染によって得られた免疫をすり抜ける能力(免疫逃避能力)と、高い感染力を持つ可能性が指摘されている。しかし、現時点では、この変異株が既存の変異株に比べて、より重症化しやすい、あるいは死亡率が高いといった明確なデータは確認されていない。
各国・地域の感染状況は変動しており、特に夏季に向けて人々の移動が増える時期であることから、予断を許さない状況が続く。
* こまめな手洗いと手指消毒の徹底。
* 咳エチケットの励行。
* 混雑した場所でのマスク着用など、状況に応じた適切な感染対策。
* 体調に異変を感じた場合は、速やかに医療機関を受診し、外出を控える。
* 室内の換気を頻繁に行う。などの習慣が大切だ。
【編集:NH】
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