TODAY 2025年12月14日
ワールドのニュース
【コラム】味までは、パクれなかったか…韓国
配信日時:2021年11月29日 6時00分 [ ID:7677]
写真をクリックすると次の写真に切り替わります。
韓国のとあるブドウ農家のハウスを訪れると、多数のブドウが落ちていた。尻の穴毛まで抜くと言われている韓国人にしては、とても珍しいことだ。
理由を聞くと、言いにくそうに「まずくて、出荷しても売れない」と正直に言った。そして「韓国人が泥棒だと悪口を言うのは、間違いですよ。日本は日帝時代に、韓国の優れた農作物の品種を盗んで行ったのだから」。とても、日帝時代には生まれているようには見えない中年の農家が続けた。
この多数落ちていたブドウの品種は「大黄玉」という。日本で近年評判になっている「ほろよい」という品種に似ている。ソウル市のセレブたちが集う高級百貨店で、日本円にして、一房6000円という値段がついている。しかし、一向に売れる様子はない。
以前韓国が、日本でも大ヒットしているシャインマスカットの苗木を違法に取得して、安価に逆輸出してきたことがある。ただ、日本の本物に比べて皮が厚くて、皮ごと食べられる代物ではないことは、その安価の原因だった。ただ、本当の味も「皮ごと食べられる」ことも知らない中国では、その安さが重宝がられたが。
日本にも一定数、韓国産の偽物でも、安いからいいかという残念な購入者はいる。
落ちていたブドウの大丈夫そうなのを一粒食べてみた。渋すぎて逆に苦い。確かに、似て非なるものだ。「韓国人は悪くない。日本人のような農業に賭ける匠の気持ちがないだけ」。それが、まずさの原因だと言う。韓国人にしては、正直だなと、少し感心した。
「ほろよい」は、日本で10年以上の時間をかけて開発された。実が大きく、黄緑色の皮に薄く赤いが混ざったような特徴のある色をしている。韓国人農家は、中国の苗木業者から輸入したと言う。門外不出。日本で厳重に管理されているはずの苗木を、中国の盗人たちはたやすく手に入れられるらしい。本当のところはわからない。
盗んだ苗木には、育て方のノウハウも、本当の味の微妙なニュアンスも添付されることはない。食べたことがない者が育てても、味までは真似られない。ある意味、コロナ禍によって、盗人がすべてを盗むことはできなくなったというべきか。
安かったら「この渋みがたまらないと」韓国セレブに売れたのだろうか…キムチに慣れた口には、不完全な果物でも甘く感じるだろうから。
【編集:fa】
|
|
|
|
<< 関連記事 >>
ワールドの新着ニュース
NX台湾、植樹・資源回収で環境保全に貢献 「CSRグリーンアクションデー」に社員と家族100名が参加
[ 2025年12月11日 14時45分 ]
【中国不動産】「路上でマンション叩き売り」の衝撃 狼狽売りが招く“日本化”の悪夢
[ 2025年12月11日 10時30分 ]
手間なし韓国米! 新潟式「二合パック」で実現した一人暮らしの革命とギフト戦略
[ 2025年12月11日 10時00分 ]
韓国の国技テコンドーがカナダで日本の忍者に! 起源論争に火をつけた「まさかの誤報」の真相
[ 2025年12月11日 9時00分 ]
年明け奈良で日韓会談、李大統領と高市首相結束へ。米中とも通じる韓国「全方位外交」のしたたかさ
[ 2025年12月11日 8時00分 ]
住環境を変えず「ノンストレス婚」 ソウル高級マンション内の限定相談所が人気
[ 2025年12月11日 7時30分 ]
130億円消滅! 逮捕された尹前大統領の呪縛を断つためクリスマスに青瓦台へ出戻る韓国の大迷走劇
[ 2025年12月10日 7時00分 ]
NXオーストラリア・創立40周年記念式典をシドニーで開催、将来ビジョンを共有
[ 2025年12月9日 15時30分 ]
人気ニュースランキング
[ ワールド ]
緊迫する日中関係の行方、台湾有事を巡る応酬と中国孤立の可能性
プライオリティパス 成田空港の、肉料理 やきすき やんま・ぼてぢゅう屋台、利用ルール改訂
中国と中華圏で新型コロナ感染が再拡大、ピークは5月下旬・免疫低下とウイルス変異が鍵
その他の国の最新ニュース
タイ [ 2025年12月12日 10時00分 ]
ベトナム [ 2025年10月12日 10時30分 ]
ミャンマー・カンボジア [ 2025年11月13日 7時00分 ]
ラオス [ 2025年12月11日 12時15分 ]
国連・SDGs [ 2025年11月27日 7時00分 ]
マレーシア・シンガポール [ 2025年12月8日 14時30分 ]
インドネシア [ 2024年1月17日 11時00分 ]
インド [ 2025年10月24日 16時30分 ]
フィリピン [ 2025年12月8日 12時15分 ]