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【コラム】大統領の「問題ある秘書たち」(1)~辞任した人ー韓国
配信日時:2022年5月22日 10時00分 [ ID:8057]
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2022年5月10日に就任した韓国の尹錫悦大統領の秘書官の一人が早くも、辞任した。理由は「大統領に迷惑はかけられない」。任期が切れた文前大統領の秘書も自由の身になってペラペラあることないこと話をしている。歴代韓国大統領は、秘書にハズレの人物を任命してしまうものなのだろうか。
今回辞任した秘書は、二つの私見を述べている。
一つは、従軍慰安婦への日本からの補償要求を「花代を請求している」とした。
花代とは、キリスト教で解釈をすると文字通り「お花を故人に差し上げてください」という意味を持つ、仏教でいうところの香典やお悔みに相当する。しかし、この秘書の話した花代は、日本の花街で使われる「遊興費」のことだ。上品に言うと、芸者さんが舞や三味線などの芸を披露した時に支払うお金。でもずばり言うと、売春した時…春には花が咲き誇ることから、やったことに対するお支払いだ。慰安婦弄んだんなら、お代金払ってくださいよという意味だ。そこに「慰謝」の気持ちなどない。やたら謝罪を求めるが、お代金をもらう口実だとしたら、浅ましい。
もう一つは、「同性愛は、精神疾患の一つ」。LBGTQの時代、ジェンダーの時代になに血迷ったことを口走るのか。本心はそれでもいい、表現の自由は韓国にだってあるはずから。でも公の人間としては口が裂けても言ってはいけない。
韓国は、6月1日に統一地方選挙を控えている。野党は、新大統領人気に水を差すネタを物凄く探している。どんな言葉が命取りになるかわからない。
発言した段階で秘書官自身は、全く罪の意識を感じてなかったようだが、非公式(そもそも、秘書だから常に大統領とはアポなしで話ができる)で、大統領サイドから「消えてくれないか」と、問題になる前の辞任を打診されたようだ。
秘書は一人だけではない。各専門分野が存在する。この問題発言をした秘書は、宗教多文化担当だったことが致命傷だった。
早急な辞任によって、大統領の覚えはよろしく、時期を見て要職に返り咲く可能性は残った。
大統領に焼きもちを焼かれるくらい、秘書なる者は、賢くあらねばならない。先先を予測していく。自分の発言が、韓国内の話題になってはいけないくらい影の存在として大統領のために働く秘書は、いないのだろうか。
どこかの国のように、秘書=運転手で、禿げ~とかバカ―とかストレス解消の存在に使われることは言語道断だが。
【編集:fa】
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