TODAY 2025年12月14日
ワールドのニュース
【コラム】貪欲にネタを探す市民団体、被害者名特定できなくても 韓国
配信日時:2022年7月27日 6時00分 [ ID:8219]
写真をクリックすると次の写真に切り替わります。
1923年(大正12年)9月1日午前11時58分、関東大震災が起きた。ちょうどお昼時だったため、当時の木造づくりの家から上がった火の手は、東京の街を焼き尽くした。
この日に生まれた人で、今年99歳になる。命を落とさざるを得なかった自力で動ける人々は、生きていたら100歳を軽く超えている。人生100年時代だと言っても、関東大震災をリアルで体験し、生き延び、さらに第二次世界大戦をも生き延びた100歳以上は、どれくらいいるのだろう。これは、あくまでも、日本人体験者だ。
情報の錯綜する中で、当時は日本人だった朝鮮人の方々に浴びせられた流言飛語。そして、その実数は判明していないけれど、虐殺という、起こってはならないことがあった。そのことを、少なくとも日本人であっても把握している。
朝鮮人も死んだ。朝鮮人に間違えられた中国人、日本人までも死んだ。けれど、それ以上に、多くの人間が、大震災で死んだのも事実。
このほど韓国では「関東虐殺100周年追悼事業推進委員会」が発足した。
「朝鮮人が井戸に毒を撒いた」「朝鮮人が放火した」。
事実だったかデマだったか。それは、今の日本の人口の大半が大震災を経験していないので、検証のしようがない。地震の被害死という括りでは、どの人種でも国籍でも同じだろうに。
当時上海にできた大韓民国(まだ大韓民国は樹立していないはずなのに)が、朝鮮人が理不尽に虐殺されたことを世界中に発信したそうだ。
しかし「日本帝国に責任を問うとか、被害の補償が可能なのか」までは状況が許さなかったから、99年を経た今、委員会が音頭を取るのだそうだ。
誰が亡くなって、どこに埋められて、遺族が今なにをしているのか。空白の100年を埋めていくという。その上で、国家の責任と被害補償を公に要求する流れだ。
日本人でさえ、誰が亡くなったのか、どこに埋められたのかわからないというのに、この国は、金を得るためならなんでもするのだな。
第二次世界大戦の被害補償項目がもう浮かばないから、次に取れるのはなにか。ごちゃごちゃ話されると、被害者の遺族が儲かるから、「死人に口なし」案件を選ぶのか。
だったら、日本だって、蒙古来襲の被害補償をさせてもらうぞ。
結局は、委員会のメンバーの肩書が国際的に「立派」だったとしても、金なんだな。
【編集:fa】
|
|
|
|
<< 関連記事 >>
ワールドの新着ニュース
なぜ日本のメディアは中国に「ダンマリ」なのか? ――「支局閉鎖」というリアルな恐怖と、情報戦での敗北
[ 2025年12月13日 7時00分 ]
NX台湾、植樹・資源回収で環境保全に貢献 「CSRグリーンアクションデー」に社員と家族100名が参加
[ 2025年12月11日 14時45分 ]
【中国不動産】「路上でマンション叩き売り」の衝撃 狼狽売りが招く“日本化”の悪夢
[ 2025年12月11日 10時30分 ]
手間なし韓国米! 新潟式「二合パック」で実現した一人暮らしの革命とギフト戦略
[ 2025年12月11日 10時00分 ]
韓国の国技テコンドーがカナダで日本の忍者に! 起源論争に火をつけた「まさかの誤報」の真相
[ 2025年12月11日 9時00分 ]
年明け奈良で日韓会談、李大統領と高市首相結束へ。米中とも通じる韓国「全方位外交」のしたたかさ
[ 2025年12月11日 8時00分 ]
住環境を変えず「ノンストレス婚」 ソウル高級マンション内の限定相談所が人気
[ 2025年12月11日 7時30分 ]
130億円消滅! 逮捕された尹前大統領の呪縛を断つためクリスマスに青瓦台へ出戻る韓国の大迷走劇
[ 2025年12月10日 7時00分 ]
人気ニュースランキング
[ ワールド ]
緊迫する日中関係の行方、台湾有事を巡る応酬と中国孤立の可能性
プライオリティパス 成田空港の、肉料理 やきすき やんま・ぼてぢゅう屋台、利用ルール改訂
中国と中華圏で新型コロナ感染が再拡大、ピークは5月下旬・免疫低下とウイルス変異が鍵
その他の国の最新ニュース
タイ [ 2025年12月12日 10時00分 ]
ベトナム [ 2025年10月12日 10時30分 ]
ミャンマー・カンボジア [ 2025年11月13日 7時00分 ]
ラオス [ 2025年12月11日 12時15分 ]
国連・SDGs [ 2025年11月27日 7時00分 ]
マレーシア・シンガポール [ 2025年12月8日 14時30分 ]
インドネシア [ 2024年1月17日 11時00分 ]
インド [ 2025年10月24日 16時30分 ]
フィリピン [ 2025年12月8日 12時15分 ]