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【コラム】韓国チャン、ダダこねないの。アメリカさん、困っているわよ
配信日時:2022年9月6日 6時00分 [ ID:8315]
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電気不足は秋になったら大丈夫なのか。各国ばらつきがあるのか。電気自動車は、世界中の流行りだ。ガソリン車よりエコだからというのが最大の理由だが、その電気を作るためには、エコじゃないことや危険なことをしなくてはならない。悩ましい。
2022年8月、アメリカでは「インフレ抑制法」が可決された。クリーンエネルギー経済への移行促進と、それに伴う原子力の重要性のメッセージという位置づけがある。
その中の政策の一つに電気自動車「EV補助金制度」変更がある。一定の要件を満たす電気自動車に限り、中古車では4000ドル(約54万8000円)、新車では7500ドル(約103万円)を上限に税額控除を受けることができる。その要件は、北米で組み立てられた車両(中古車が該当する)、並びに来年1月からはアメリカ国内で生産されたバッテリーとその重要鉱物を一定割合以上使用すること(新車基準の方が厳しいかもしれない)。
基本、メイドインアメリカ。自国で地産地消することで、あらゆる節約ができ、それが財源になるのかもしれない。
今、韓国産の電気自動車である、ヒュンダイのアイオニック5やキアのEV6は、アメリカ国内にも向けて絶賛セールス中である。しかし、これらの車は、すべてが韓国で生産されているため、「EV補助金補助金」の要件には、どの角度から考えても当てはまらない。当然ながら、補助金の対象外だ。どんなに安くしても、アメリカまでの輸送費は上乗せになっているわけだし、アメリカ人が韓国車にステータスを感じることはない。
韓国の外交部長官は、アメリカの国務長官に電話をして「なんとか特例を!」とお願いをした。韓国は、アメリカをフレンドリーな国だと思っていても、アメリカがそう思っているとは限らない。韓国だけ特例にしたら、この法案そのものが成り立たない。
コロナ禍であったとしても、急遽渡米してお願いしてみるというのが、商人たるものだ(入国できるかは別にして)。電話で気楽に「うちの車は特別だから~」。それでは、筋が通らない。あまりにダダをこねると、見放されるよ。
【編集:fa】
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