TODAY 2025年12月6日
ワールドのニュース
【コラム】Nikon デジタルカメラ COOLPIX P1000よりも鮮明な画質ー驚異の韓国マジック
配信日時:2023年4月14日 5時00分 [ ID:8838]
写真をクリックすると次の写真に切り替わります。
「100倍スペースズーム」とは、サムスンのスマートフォン「Galaxy」シリーズの高性能カメラの機能で、月面のクレーターなどを鮮明に撮影できると宣伝されているものです。
しかし、実際には光学ズームは10倍までで、それ以上はデジタルズームとAIによる加筆で画像を補正していることが判明しました。
このことは、米国のネット掲示板「レディット」で投稿されたメッセージがきっかけで発覚しました。このメッセージでは、ネットからダウンロードした高解像度の月の画像を小さく縮小して「Galaxy S21 Ultra」で撮影したところ、AIが同じ月面の模様を描き足していることを実験的に証明しました。
この投稿は大きな反響を呼び、欧米のテックメディアやユーザーから「サムスンの月の写真は偽物だ」「サムスンのマーケティングは事実と異なる」という批判が相次ぎました。
サムスンは、この問題に対して公式に謝罪や回答を出していませんが、2021年3月15日付のリリースで、「シーンオプティマイザー」という機能が月を生成する過程を説明しました。
このリリースでは、「シーンオプティマイザー」は「撮影する被写体や環境に応じて最適な撮影モードを自動的に選択する機能」であり、「月モード」では「AIが月面の模様や色合いを分析し、より美しく鮮明な画像を生成する」と説明しました。
しかし、このリリースでは「100倍スペースズーム」については触れられておらず、「シーンオプティマイザー」がどのように「100倍スペースズーム」と連動しているかも明らかにされていません。
このため、サムスンのスマホに搭載されている「100倍スペースズーム」は、実際に撮影した画像ではなく、AIが生成した画像であるという疑惑が残っています。厳密にいえば「嘘・スマホ」。だって大きなレンズのNikon デジタルカメラ COOLPIX P1000(本物)よりも鮮明な画質。まさに韓国マジックです。
【編集:LF】
|
|
|
|
<< 関連記事 >>
ワールドの新着ニュース
日米レアアース共同開発:経済成長の「切り札」となるか(下)
[ 2025年12月6日 9時00分 ]
人気ニュースランキング
[ ワールド ]
緊迫する日中関係の行方、台湾有事を巡る応酬と中国孤立の可能性
プライオリティパス 成田空港の、肉料理 やきすき やんま・ぼてぢゅう屋台、利用ルール改訂
新型コロナ感染拡大、変異株「NB.1.8.1」6月下旬から7月上旬がピーク
その他の国の最新ニュース
タイ [ 2025年12月2日 14時00分 ]
ベトナム [ 2025年10月12日 10時30分 ]
ミャンマー・カンボジア [ 2025年11月13日 7時00分 ]
ラオス [ 2025年7月4日 6時00分 ]
国連・SDGs [ 2025年11月27日 7時00分 ]
マレーシア・シンガポール [ 2025年12月6日 10時00分 ]
インドネシア [ 2024年1月17日 11時00分 ]
インド [ 2025年10月24日 16時30分 ]
フィリピン [ 2025年12月2日 9時00分 ]