TODAY 2025年12月7日
ワールドのニュース
【コラム】食物がなくてもブラジャーは必要?
配信日時:2023年9月21日 7時00分 [ ID:9219]
写真をクリックすると次の写真に切り替わります。
北朝鮮で、国産ブラジャーがバカ売れしている。…お金はあるのか。お金があっても、食べるものがなくて、買えないのか。
コロナ禍前(北朝鮮で発病したのは2022年だが)北朝鮮では、中国から輸入した布地で、女性用下着を作っていた。しかし、北朝鮮では発病者がいないにかかわらず、2020年1月には、中国との国境が封鎖されその生地が手に入らなくなった。
窮すれば通ず。とある業者が、使用されていない生地をかき集めて、国産のブラジャーを作った。
コロナ禍前の北朝鮮のブラジャー事情としては、少しでもおしゃれなものをという女心から北朝鮮女性たちは、中国製のブラジャーをつけていた。つまり、コロナ禍前も北朝鮮製ブラジャーはあったが、外資を稼ぐためのものといったところか(ブラジャーも高級品から、つけられればいいレベルのピンからキリまである。機能性やおしゃれを求めなければ、貧しい国では北朝鮮製ブラジャーでも売れる)。
ブラジャーの寿命は意外と短い。伸びやほつれを考えなければ、長くつけられるが、ブラジャーとしての機能は果たさない。ノーブラの女性も増えているとは言え、貧しくても女性にとって必須アイテムなのだ。
国境が封鎖されているうちに、北朝鮮製ブラジャーを売りまくれ。生地を集め始めた業者の思惑はばっちりだった。大ヒットしている。
今年に入って北朝鮮と中国は、またより親密になり、ブラジャーレベルでも輸入再開は近いだろう。
この大ヒットは一時のぼろ儲け。北朝鮮的バブルかもしれない。儲けに対して国の目が光らないわけはないのだけれど。
【編集:fa】
|
|
|
|
<< 関連記事 >>
ワールドの新着ニュース
日米レアアース共同開発:経済成長の「切り札」となるか(下)
[ 2025年12月6日 9時00分 ]
人気ニュースランキング
[ ワールド ]
緊迫する日中関係の行方、台湾有事を巡る応酬と中国孤立の可能性
プライオリティパス 成田空港の、肉料理 やきすき やんま・ぼてぢゅう屋台、利用ルール改訂
新型コロナ感染拡大、変異株「NB.1.8.1」6月下旬から7月上旬がピーク
その他の国の最新ニュース
タイ [ 2025年12月2日 14時00分 ]
ベトナム [ 2025年10月12日 10時30分 ]
ミャンマー・カンボジア [ 2025年11月13日 7時00分 ]
ラオス [ 2025年7月4日 6時00分 ]
国連・SDGs [ 2025年11月27日 7時00分 ]
マレーシア・シンガポール [ 2025年12月6日 10時00分 ]
インドネシア [ 2024年1月17日 11時00分 ]
インド [ 2025年10月24日 16時30分 ]
フィリピン [ 2025年12月2日 9時00分 ]