TODAY 2025年12月14日
ミャンマー・カンボジアのニュース
ミャンマー初の大型レジャー施設「Yangon Water boom」トラブル続き、わずか一日で休園
配信日時:2016年3月26日 9時00分 [ ID:3263]
写真をクリックすると次の写真に切り替わります。
2016年3月26日、ミャンマー初の大型レジャー施設「Yangon Water boom」がヤンゴン市内より車で30分の郊外、タケタ地区に3月2日オープンした。ヤンゴン動物園が入園料1,000Ks(約90円)のところ、巨大なウォータースライダーが売りの「Yangon Water boom」は大人料金25,000Ks(約2,300円)とかなり高額であったが、その強気な値段設定や派手な広告写真も相まって、開園前から市民の間では話題になっていた。
しかし実際にオープンしてみると、午後一時には園内で使用する水をろ過する浄水システムが停止。生活用水の流れ込むヤンゴン川の水は浄水されないまま園内のプールに直接流れ込み、各ウォーターアトラクションは停止せざるを得ない状況に追い込まれた。
また、園内での水着着用のルールは守られる事なく、水着を恥ずかしがった女性客は普段着のまま、男性客は下着姿で水に飛び込む姿も見られ、園内の水はさらに不衛生な状態となった。
その他にも、フードコートでは客が長時間待たされるなど、オペレーションの不備も目立った。
この様な事から、高額な料金を支払った客の間からは不満が噴出し、その日の午後にはこの一連の顛末が多数の写真と共にフェイスブック上で共有され、鳴り物入りでオープンした大型レジャー施設「Yangon Water boom」は、オープンわずか1日で無期限休園の運びとなった。
翌日、テーマパークを経営するUMG社はフェイスブックを通じて、利用者への謝罪と再オープンに向けて調整中であることを公式に発表した。
UMG社は1998年設立の不動産・投資会社で、2020年までに資産10億ドルを目指していた。
【執筆:竹永ケイシロ】
|
|
|
|
<< 関連記事 >>
ミャンマー・カンボジアの新着ニュース
人気ニュースランキング
[ ミャンマー・カンボジア ]
ミャンマー詐欺拠点摘発、だが組織は分散逃走。日本人20人超、今も監禁の恐れ
【ミャンマー】不思議な日本ブランド「名創優品」がヤンゴンで我が物顔 中国発祥の雑貨店
その他の国の最新ニュース
タイ [ 2025年12月12日 10時00分 ]
ベトナム [ 2025年10月12日 10時30分 ]
ラオス [ 2025年12月11日 12時15分 ]
国連・SDGs [ 2025年11月27日 7時00分 ]
マレーシア・シンガポール [ 2025年12月8日 14時30分 ]
インドネシア [ 2024年1月17日 11時00分 ]
インド [ 2025年10月24日 16時30分 ]
ワールド [ 2025年12月13日 7時00分 ]
フィリピン [ 2025年12月8日 12時15分 ]