TODAY 2025年12月5日
ミャンマー・カンボジアのニュース
【ミャンマー】無賃乗車はダメ! 飛び乗り横行のヤンゴン環状線で対策
配信日時:2016年6月28日 17時00分 [ ID:3524]
写真をクリックすると次の写真に切り替わります。
2016年6月16日、ヤンゴンの街を円形に結ぶヤンゴン環状線で、運営するミャンマー国鉄が無賃乗車への対策を打ち出した。
ヤンゴン環状線は東京の山手線に例えられ38駅を円形に結ぶ路線だが、車両や線路の老朽化などでスピードが出せず15キロ前後でノロノロと走行する。そのため、走行途中で列車に飛び乗るなどの無賃乗車ができてしまう現状がある。今年に入り約20件の無賃乗車が発覚したというが、これは氷山の一角とみられる。
国営英字紙「グローバルニューライトオブミャンマー」によると、無賃乗車が発覚した場合の罰金を運賃の10倍に引き上げると同時に、54人の職員を配置して検札を強化するとしている。
また、これまで列車の等級別に分かれていた運賃を、15マイル(約24キロ)まで100チャット(約9円)、それ以上は200チャットと距離に応じた体系に改め、乗客にわかりやすくする。
環状線はヤンゴンの交通渋滞の悪化とともに市民の足として見直されてきており、日本政府はヤンゴン環状線に約250億円の円借款を供与することを決定。また、新型の車両を導入するほか、信号システムを改修することで、最高時速60キロの実現を目指すとしている。
他にも、これまでは線路に住民らが自由に立ち入りできる状態であったが、高速化により危険が増すため、柵を設けて線路に入れないようにするなど、様々な見直しが進められている。
【執筆:北角裕樹】
|
|
|
|
<< 関連記事 >>
ミャンマー・カンボジアの新着ニュース
人気ニュースランキング
[ ミャンマー・カンボジア ]
ミャンマー詐欺拠点摘発、だが組織は分散逃走。日本人20人超、今も監禁の恐れ
【ミャンマー】不思議な日本ブランド「名創優品」がヤンゴンで我が物顔 中国発祥の雑貨店
その他の国の最新ニュース
タイ [ 2025年12月2日 14時00分 ]
ベトナム [ 2025年10月12日 10時30分 ]
ラオス [ 2025年7月4日 6時00分 ]
国連・SDGs [ 2025年11月27日 7時00分 ]
マレーシア・シンガポール [ 2025年12月1日 7時00分 ]
インドネシア [ 2024年1月17日 11時00分 ]
インド [ 2025年10月24日 16時30分 ]
ワールド [ 2025年12月5日 9時00分 ]
フィリピン [ 2025年12月2日 9時00分 ]