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【ミャンマー】JFEエンジニアリング、鋼構造物の製造工場を建設
配信日時:2014年7月23日 14時11分 [ ID:724]

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新工場からラオス向けのトラス橋梁ブロックを初出荷。

 2014年7月22日、日本のJFEエンジニアリングとミャンマーの建設省は、橋梁などの鋼構造物を製造する工場が完成した、と発表した。

 日本のJFEエンジニアリングとミャンマーの建設省は、2013年11月にインフラ建設を行なう合弁会社「J&Mスチールソリューションズ」を設立、翌12月よりヤンゴン市タケタ地区にて橋梁などの鋼構造物を製造する工場建設を進めてきた。

 新工場は、2014年4月から主要設備を稼動して鋼製橋梁の製造を開始、このたび第1号の橋梁ブロックを出荷した。同時にすべての設備が完成、2014年7月20日にグランド・オープニング・セレモニーを開催した。

 J&Mスチールソリューションズは設立後、ミャンマーの建設省より、東部のカヤー州に建設されるタンリン橋や北部ザガイン州のイラワジ河を横断するティージャイン橋梁などの鋼橋の設計・製作・架設計画を受注している。

 これらに加え、JFEエンジニアリングがミャンマー国外の案件を受注し、J&Mスチールソリューションズに発注しているものも合わせて、手持ちの工事量(鋼重)はすでに7000トンに達する。

 ミャンマーが目指す経済成長のためには、道路・鉄道などの交通インフラや港湾ターミナルなどの物流インフラの整備が不可欠である。J&Mスチールソリューションズは、JFEエンジニアリングから日本の高い技術力を導入、橋梁や港湾桟橋、コンテナクレーンなどにおいて高品質の製品を提供する。


【編集:YK】

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