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【コラム】スーパーのカートが、なぜ地下鉄に? 韓国
配信日時:2022年12月26日 6時00分 [ ID:8570]

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ソウル地下鉄 公式ページから

 高齢者になると自力で歩くのがしんどくなると聞く。そのために、腰掛けられるタイプなど様々なシルバーカートが、自前購入できる世になっている。が、一番歩きやすいのは、スーパーのカートだ。似たような形で介護用品リースで出せばいいのに、なんならAmazonで買うよとも思う。いや、スーパーでカード引き落としでリースすれば、顧客をキープできるなとも。実際、スーパーの隣やお向かいの家の玄関先に、カートが3台4台放置されていることもある。これは、日本だけの問題ではなく、世界中で似たようなカートがあればあり得ることだ。

 先日、韓国の地下鉄で、ショッピングカートによる事故が起きた。高齢者女性が、カートを押したままで地下鉄に乗ろうとした。しかし、カートの前輪が地下鉄車両とホームの空間に落ちた(挟まった)。このまま地下鉄を発車させることはできない。

 万が一の人身被害を想定して、すべての乗客が降ろされた。後続車両は運休になった。カートはなかなか抜けない。消防署に救援を頼むと同時に、地下鉄を傾けて、少しでも空間を作ろうと、乗客たちも参加して、車両を押し、カートを取り出した。地下鉄には電気が通っている。スパークも飛んだ危険な状況だった。

 そんな切迫した中、カートを押していた高齢者女性は、白菜など手に持てる食材を拾って、駅の外に出て行った。…厚かましいのもいい加減にしろ。申し訳なさとかは微塵も感じられなかったという。

 地下鉄は14分遅れで運行再開した。

 そもそも、この地下鉄の駅の上に「カートを設置しているスーパー」などがあったのか。冒頭に書いたように、隣や向かいならまだ理解できるが、地下鉄に乗って行かねばならないところまで、カートを盗んでいく気だったのか。

 加齢すると、少々のことには面の皮が厚くなるものだが、カートはお店のものであり、持ってきたら窃盗だから。いや、持ち帰った食品もお金を払ったとは推測できない場合、万引きだから。

 韓国人は、日本人の「ちょっと貸してね~」を超えたところにいる。この超え、全くうらやましくない。

【編集:fa】

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