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中島啓貴氏 キャリア講師 国連が推奨するSDGsに教育と貧困問題解決で貢献
配信日時:2023年6月26日 16時45分 [ ID:9029]

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キャリア講師として活躍する中島 啓貴(なかじま ひろき)氏(左)、 取材レポーター豊島叶恵さん・パーソナルナビ(右)

 2023年6月、キャリア講師として活躍する中島 啓貴(なかじま ひろき)氏に、パーソナルナビ社が運営するメディアサイト『THE CAREER』の広報担当、豊島がインタビュー取材を行った。

 中島氏は、現在キャリア講師として社会人向けに教育事業を行っている。一人ひとりの掲げている理想像や目標の実現のために、必要なステップをマンツーマンで寄り添いながら教えている。

 今回の『THE CAREER』のインタビューテーマは、「自分の可能性の築き(気付き)方」。経営者・キャリア講師インタビューは2023年3月から始まったプロジェクトで、キャリアに悩む若い世代に、一歩踏み出す勇気を与えることを目的としている。今活躍するキャリア講師の一人である中島氏が、これからの社会に対してどのようなビジョンを描いているのか、今の20代・30代に何を求めるのか話を聞いた。

 現在、中島氏はキャリア講師として、20代・30代の若い世代の社会人に対してキャリアアップ支援を行っている。「今を変えたい」「こういう姿になりたい」といったそれぞれの理想像に対して、実現するために必要なプロセスや、個に応じた適切なサポートを提供している。教育を通して、理想を追い求める若者の背中を押し、一人でも多くの自然な笑顔を生み出していきたいと語った。
 
 多くの若者のキャリアアップに携わり、教育を通して‟可能性という道”を示してきた中島氏だが、以前は人前に立つことや発信することを避けていたという。社会人で登壇する機会を経験した際に、そこから見える景色や発信することの価値に気付き、キャリア講師の‟伝える”という仕事を目指したという。会社員時代は、目指す未来の違いから周囲との温度差に悩む時期もあったが、力を貸してくれる恩師や応援してくれる仲間に出会い、挫けずに自分の道を切り開くことができたと自身の過去を振り返った。
 
 キャリア講師として思い描く未来を尋ねると、「将来に対して期待感を抱く人を増やしていきたい」と答えた。そのためには、教育で一人でも多くの人に、“人生が変わった”という経験を与え続けていきたいと決意を述べた。将来に対して前向きな人を多く輩出し、いずれ海外から見て「日本の社会人はワクワクしている」という印象を与えることを目指している。

 将来的なSDGsへの取り組みは、教育と並行して貧困をなくすという項目で貢献していきたいと答えた。日本に限らず、世界中で深刻化している貧困問題。認識はしていても、実際に解決のために行動を起こすことが難しい今、教育を通してキャリアという面で余裕があり、誰かのために自然と時間やお金を使える人材を育て、社会全体の貧困問題解決に向けて尽力していきたいと語った。
 
 中島氏は、同世代である若い世代への応援メッセージとして「自分次第で状況は変えられる」という言葉を選んだ。一度しかない人生、自分を信じて突き進んで欲しいと力強く語った。また、人生を豊かにする秘訣は、周りの人を幸せすることだと伝えた。それができる人は、自ずと自己肯定感が上がり幸福感を得ることができる。幸せを分かち合うことの重要性について持論を述べた。

 中島氏は今後もキャリア講師として、日本だけでなく世界に目を向けて、より多くのキャリアアップした人材を輩出するため実績を積む予定だ。

 今回の詳しいインタビュー内容は、キャリアパスメディア『THE CAREER』の「インタビュー」をご覧ください。

中島啓貴氏プロフィール
1998年生まれ。広島県出身。22歳で上京し、専門商社に入社。退職後、フリーランスとしてフルコミッションの営業職に転身し、4カ月目から成果を上げ、10カ月目には歴代最高売上を記録。その後はキャリア講師として活躍を収める。株式会社i3 experienceの講師を務める。

【取材:パーソナルナビ編集部】

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