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【コラム】見つけてなにかに活用できたときに誇れ・韓国
配信日時:2023年10月12日 7時00分 [ ID:9287]

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 韓国はソウル大学と梨花女子大学の研究チームが「キタエフモデル」という新しい量子を、三角格子構造のファンデルワールス磁性体から発見した。
量子システムで最も低いエネルギー準位を持ち、エラーのない量子コンピュータに活用できるのだそうだ。…世の中に絶対はない。エラーのないものなどは存在しない。研究がまだまだ足りないようだ。希望的観測をするのがお好きらしい。

 キタエフモデルは、蜂の巣構造を持つ物質だけに現れるものだとされてきた。だが、韓国は三角格子構造でも確認したと胸を張る。
…ステップ細胞はあります! と割烹着を着た研究者が言っていたことを思い出した。

 実験として証明するために、自国の施設ではない場所を選んだ。よほど自慢したいのだろう。日本J-PARC中性子施設(東海村にある)を利用した。非弾性中性子散乱実験とスピン波を測定した。その上で、アメリカの研究チームとともに分析し検証したという(なお、日本J-PARC施設は、世界中の研究者に開かれた施設である、国籍や肌の色などは問わない)。

 詳しい研究結果の論文は国際学術誌「ネイチャーフィジックス」に掲載されている。

 こういう庶民にはよくわからない世界、あるいは、ジャンルの発見を誇るのであれば、韓国内で韓国人のみで発見してほしい。日本の施設で、アメリカの研究チームも加わっているのならば、それは韓国人の発見ではない。
そして、そのコンピュータが、庶民の生活にも使われる具体的な電化製品名も、ついでに教えてもらいたい。

 末尾になるが、筆者の高校の先輩に物理学者がいる。かつて白物家電を作り、日曜の9時からドラマ枠を持っていた会社の研究所にいた。「その研究で、新しい洗濯機でもできるんですか」と問うたことがある。ものすごい目で威嚇された。庶民は、同じ研究ならよりよい生活家電に活用してほしいのであった、おしまい。

【編集:fa】

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