ワールドのニュース

【コラム】詐病してまでの兵役逃れのアイディアは浮かぶ・韓国
配信日時:2024年2月10日 7時00分 [ ID:9529]

このエントリーをはてなブックマークに追加

写真をクリックすると次の写真に切り替わります。

イメージ

 世界的に人気絶頂のBTSだって兵役に行ったんだから(内容は最前線には立たないけど)、有名であっても「ある社会」で有名な程度で、逃れちゃだめだろう。

 日本でも昔の赤紙逃れに命を懸けた逃れ方法があった。醤油の一気飲みだ。下手すると腎臓や肝臓に病気が残って一生付き合わなければならない。逆に「痔」は無条件で兵役なしだが、男たるもの「痔でなんて恥ずかしい…」だったようだ。

 32歳のプロゲーマーの男が兵役忌避の罪で有罪になった。
有罪と言っても執行猶予2年。社会奉仕120時間など、彼にとっては無罪と同じだ。
だって、兵役逃れのためになんでもしたのだもの。

 20歳の時初めての兵役検査と、25歳の時の再検査では「身体障碍」2~3級の皮膚病で逃れたのがはじまり。28歳の時は、太りすぎで免れた。

 韓国の兵役は、30歳までの中の20か月。30歳を過ぎても政権が代わったら、兵役を体験していない者は再検査があるかもしれない。2回逃れられた男からしたら、絶対兵役には行かないしかなかったんだろう。

 まず、兵役が割と遅く来る地域に引っ越した。3年間召集されなかったら、有事の時にしか回ってこない。だが、それでも戦争に駆り出される可能性はある。

 彼は精神科に行った。精神科では初診の前にいろいろ検査するが(木の絵を書いたり)、模範解答があって、その範囲から大きくずれると病名が付く場合がある。また知能検査をする場合がある。これにもどうふるまえば低く出せるかのノウハウ本も出ている。
彼は、知能指数が53で13歳程度の行いしかできない。また多くの人がいる場所に行くことはできず、家の外に出るのも困難で、1人でいて落ち着く…パニック障害かうつ病のような症状も認められるように立ち回った。知的障害と人格障害診断を勝ち取った。

 けれど、彼は、サッカー系のユーチューバーの高名な方だった。病院には彼自身を知っている、彼が知らないユーザーもいて、発覚したわけだ。

 精神病になれば永久に兵役なしだ。
異常性はあるが、精神病ではなく、逆に地頭はいいのだ。

 執行猶予と社会奉仕。それで兵役に行かなくていいならと彼はよろこんでいるだろう。彼はおそらくこの方法を自分で編み出したが、韓国にもいる上級国民の兵役逃れはもっと巧妙に行われているだろう。

【編集:fa】

ワールドの新着ニュース