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吉沼優多氏 キャリア講師 国連が推奨するSDGsに教育とジェンダー平等で貢献
配信日時:2023年9月7日 10時00分 [ ID:9190]

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キャリア講師として活躍する 吉沼 優多(よしぬま ゆうた)氏(右)、 取材レポーター豊島叶恵さん・パーソナルナビ(左)

 2023年9月6日、キャリア講師として活躍する吉沼 優多(よしぬま ゆうた)氏に、パーソナルナビ社が運営するメディアサイト『THE CAREER』の広報担当、豊島がインタビュー取材を行った。

 吉沼氏は、現在キャリア講師として若年層の社会人向けに教育事業を行っている。

 今回の『THE CAREER』のインタビューテーマは、「自分の可能性の築き(気付き)方」。経営者・キャリア講師インタビューは2023年3月から始まったプロジェクトで、キャリアに悩む若い世代に、一歩踏み出す勇気を与えることを目的としている。今活躍するキャリア講師の一人である吉沼氏が考える、自分らしく生きる方法、身につけるべき能力とは何か話を聞いた。

 現在、吉沼氏は同世代である20代・30代が対象のキャリアアップスクールで講師活動に加え、キャリアに悩む人を対象にコンサル業務などを行っている。『今が一番楽しいと言える人生を創るきっかけに』を信念に掲げ、一人ひとりの目標や理想の姿の実現に向けて手厚い支援を行っている。自身の経験や学んできたことを活かしながら日々悩める若者たちのキャリアに向き合っている。

 現在キャリア講師として活躍している吉沼氏だが、以前は失敗することや目立つことを避け、人目を気にして生きる自分を好きになれなかったという。自信をもてない自分から脱し、「堂々とした生き方をしたい」という目標を立て、そのために必要となる能力を身につけ人生を180度変えることに成功した。現在も成長意欲を忘れず、人前で話すことなど日々精度を高めることに努めているそうだ。

 キャリア講師としての今後の展望に関する質問には、自分で人生を選択していける人財の輩出に注力していきたいと答えた。教育事業を通して、若い世代の人々が元々持ち合わせているポテンシャルを更に引き出し、発揮できるような環境を提供していきたいと志を明かした。また将来的には現在のキャリア教育を子どもたちの世代にも伝えていきたいと個人としての目標も語った。

 将来的なSDGsへの取り組みとして、「教育」に加えて、「ジェンダー平等」の項目で貢献していきたいと答えた。日本の男性における育休取得率は以前よりは上がったものの、国際的に見ると未だ非常に低い水準である。女性の育児負担を軽減するためにも、社会全体が「育児は共同で行うもの」という認識を更に高め、男性も育児休暇を取りやすい環境を整える必要性について訴えた。

 最後に、キャリアに悩む若者に向けて「常に前向きな思考でいること」の大切さについて伝えた。 「できる」も「できない」も決めるのは全て自分の考え方次第であり、他の誰かが決めることではない。思考次第でできることが増えるのであれば、自分の可能性を信じ行動に起こしていくことが成功への近道になると語った。

 吉沼氏は今後も、自身の生き方を通して、同世代である若者に可能性や人生における新しい選択肢を示していく。近い将来は、子どもたちの世代にもキャリア教育を拡大していく予定だ。キャリア講師として、多くの人々に人生を変えるきっかけを与え続けている吉沼氏の今後の更なる発展に期待していきたい。

 今回の詳しいインタビュー内容は、キャリアパスメディア『THE CAREER』の「インタビュー」をご覧ください。

吉沼 優多氏プロフィール

1997年生まれ。東京都出身。大学卒業後、22歳で大手アパレルブランドに就職。仕事に不満はなかったが、収入面で漠然とした将来不安を抱えており、あるきっかけからベンチャー企業で代理店営業を始める。営業未経験の中、初月から成約を上げ、5カ月でフリーランスに転身。9カ月目でトップセールスを獲得し、その年の営業成績で半期MVPの成績を残す。現在は、キャリア講師として活躍している。

【取材:パーソナルナビ編集部】

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