TODAY 2025年12月5日
フィリピンのニュース
【もっと楽しいフィリピン】ティンバオン集落で新築工事(3)未完成で入居ーサマール島カトバロガン
配信日時:2019年2月8日 9時15分 [ ID:5496]
写真をクリックすると次の写真に切り替わります。
2019年2月8日、新鮮な魚介類が美味しいサマール島カトバロガン。中心から50分ほど離れたティンバオン集落での簡素な住宅の新築工事は、お金が足りなくなり途中で断念。しかし未完成な家だがファミリーは入居し暮らし始めた。
幹線道路から、路地に入りトライシクル(3輪バイク)で10分ほど、そこからは、徒歩で400メートル5分の距離にティンバオン集落はある。最後の400メートルは、3輪車での資材搬入が出来ないため2輪車バイクでの搬入になる。各家に水道は完備しておらず、1本の水道を30家族が共用で使う。ベランダにはシャープ製の2層式洗濯機を設置。30メートル離れた共用水道からの水運びは、子どもたちが手伝う。
日本の工務店のようなものは存在しないため、知り合いの大工さんに頼んで家を建てるのだ。事前に予算管理することは難しく、工事の進行状況を見て、大工さんに指示された材料を建て主が建材店で買い求め届けてもらう。10月16日に工事が始まりこれまでに520,000ペソ(約117万円)の経費がかかった。途中で資材が足りなくなり追加購入することも多かった。大工さんの日当は500ペソ(約1,125円)、アシスタントは400ペソ(約900円)。毎日作業終了後に手渡す。また、昼食や休憩タイムのスナック・飲み物も建て主が用意する。
簡易住宅は、コンクリートブロックを利用し縦横に鉄筋が入っており、この地域では高級住宅のジャンルに入る。トタン屋根(黄色)の工事も終了し、内壁へのモルタル工事も完了。1つ4000ペソ(約9000円)の窓ガラス(枠付き)を4つ。床には1つ225ペソ(約506円)のタイルを145枚貼った。この集落では、ほとんどの家がコンクリートだけで、床にタイルを貼るのは珍しい。ドアは7480ペソ(約16,830円)。ファミリーはそこそこ快適に暮らしているが、室内から天井を見上げると、トタン屋根がダイレクトに見える。大雨の時はかなり雨音が響きそうだ。
最寄りの空港・レイテ島タクロバンからは、車で約150分。素朴なフィリピンを感じられる地域だ。
【編集:WY】
|
|
|
|
<< 関連記事 >>
フィリピンの新着ニュース
NHKラジオもレポート『フィリピンフェスティバル2025 代々木公園で、11月30日も開催! 』
[ 2025年11月30日 9時00分 ]
フィリピン・クラーク国際空港、対日投資・観光誘致を加速
[ 2025年11月29日 7時00分 ]
セブ・パシフィック航空、関西ーフィリピン・クラーク線 26年に新規開設へ! 週4便を予定
[ 2025年11月28日 20時45分 ]
【夢紀行・セブ】時が止まる島、カオハガン 奇跡の白い砂浜と「日本人ファミリー」が守る楽園
[ 2025年11月28日 10時00分 ]
フィリピンの魅力を「体験」、代々木公園で 11月29日・30日 フィリピンフェスティバル開催!
[ 2025年11月28日 7時00分 ]
セブ空港で「ドライマンゴー」が最強の健康土産として再注目される理由
[ 2025年11月26日 9時00分 ]
あの「暑い屋外移動」が消滅! セブ空港が専用通路で劇的進化。専用審査で混雑知らず、最強リゾートハブへ
[ 2025年11月25日 14時00分 ]
【フィリピン】マニラで開催「海外安全対策セミナー」、講演動画の期間限定配信がスタート
[ 2025年11月22日 7時00分 ]
人気ニュースランキング
[ フィリピン ]
【実録・セブ島直撃】「大したことない」は致命的! 在住日本人を襲った“史上最悪級”台風25号の恐怖
台風ティノ、セブ島直撃で深刻な洪水被害—車両流失や家屋倒壊、復旧と経済活動再建が急務
【実録・セブ島直撃】復旧後の「光と影」台風25号が炙り出したフィリピンのインフラ課題と災害意識
その他の国の最新ニュース
タイ [ 2025年12月2日 14時00分 ]
ベトナム [ 2025年10月12日 10時30分 ]
ミャンマー・カンボジア [ 2025年11月13日 7時00分 ]
ラオス [ 2025年7月4日 6時00分 ]
国連・SDGs [ 2025年11月27日 7時00分 ]
マレーシア・シンガポール [ 2025年12月1日 7時00分 ]
インドネシア [ 2024年1月17日 11時00分 ]
インド [ 2025年10月24日 16時30分 ]
ワールド [ 2025年12月5日 9時00分 ]