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タイ商務省、1月の輸出は1.98%減と発表。日本への輸出は1.8%増
配信日時:2014年2月27日 14時48分 [ ID:197]

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タイの港から輸出されるジャスミン米。

2014年2月23日、タイ商務省のスリラット事務次官は、1月の輸出は179億米ドル(約1兆8000億円)で1年前と比較して1.98%減少し、輸入は204億米ドル(約2兆875億円)で15.5%と急落、差し引き25億米ドル(約2560億円)の貿易赤字となったと発表した。複数のタイメディアが伝えている。

香り米(ジャスミン米)は、米国、シンガポール、香港への輸出が激減し、天然ゴムは過去4年で最低価格をつけ、供給過剰に陥っている。

アセアン諸国、香港、インドへの輸出は縮小の一途で、各市場はそれぞれ5%、14%、11.6%縮小した。

一方で明るい兆しも見えており、主要な市場である日本、米国、ヨーロッパに対しては、それぞれ1.8%、0.4%、4.6%増加した。

商務省は、世界の経済成長率が3.7%を維持し、外国為替で1米ドルが31.5バーツなどの水準を保てば、今年の輸出は当初の計画通り5%の成長が実現できるとしている。

輸出についての懸念は、政治的混乱が商品の納品遅れや欠品が発生するなど、海外輸入業者に影響を及ぼすことである。



【翻訳/編集:YK】

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