ベトナムのニュース

スターティアラボ、海外初のMAツール『バウナウ』 ベトナム企業と業務提携
配信日時:2021年1月13日 18時00分 [ ID:6892]

このエントリーをはてなブックマークに追加

写真をクリックすると次の写真に切り替わります。

ベトナムホーチミン市内の風景ホーチミン市はベトナム最大の商業都市。1975年までサイゴンと呼ばれ南ベトナムの首都。街並みはフランス統治下時代の影響を受け美しい建物やお洒落なレストランが多い

 2021年1月12日、デジタルマーケティング事業を手掛けるスターティアラボ株式会社(代表北村健一・東京都新宿区)は、ベトナムのオフショア開発を手掛けるバイタリフィアジア(Vitalify Asia Co.Ltd.)と業務提携に関する基本合意書を締結した。

 スターティアラボの100パーセント子会社であるエムタメ株式会社(東京都新宿区)が開発したMAツール(マーケティングオート メーションツール)「バウナウ」をベトナムで販売。

 この「バウナウ」は、シンプルで低価格をコンセプトにした無料で使えるマーケティングオートメーション。商談数と売上げが急増し、企業もクライアントもハッピーになれる営業支援のアプリケーションとして利用され、国内で5000社以上の企業が導入し国内シェアナンバーワンのツール。

 特徴は、ホットリードの抽出に優れ、利用する企業は人を増やすことなく、Webサイトの改修もなく、顧客リストを使ってミニマムスタートできる。そして、サイトを訪れたユーザーの所属する企業名や、閲覧ページが分かる。また、業種・企業規模・閲覧履歴からユーザーの絞り込みができ、メールを開封した人、メール内のURLをクリックした人を区別でき、マーケティング施策の進捗管理や分析が可能になるなど、利用価値が高いと評価されている。なお、バウナウを海外で提供するのは今回が初めての取り組みとなるため、コロナ渦中の期待のアイテムとして注目を浴びている。

 昨今、国内ではインターネットの発展やセールスマーケティングの手法の変化からMAツールの採用は増加しており、オンライン上の行動データを活用した新たなマーケティング手法としてアジア全域でもMAツールの導入が進んでいる。

 中でも、ベトナムは2020年の国内総生産(GDP)成長率は前年比で2.91パーセント(ベトナム統計総局発表)とプラスの経済成長率を維持しており、新型コロナウイルス感染症による世界的な景気後退下、政府が国策としてICT産業の優遇政策を打ち出すなど、国内企業のデジタル化への動きを加速させていることもあり、ベトナム企業との業務提携に踏み切った。

 こうした需要に応えるため、スターティアラボはMAツール「Bow Now」をベトナムでビジネスやサービスのデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)として支援していく意向をしめし、2月中旬以降、ベトナムで日系企業向けにウェビナーやイベントを開催し集客活動など行い、多言語表示を導入しビジョンとして世界標準のマーケティングエコシステムになるような安価で便利なデジタルマーケティングツールを開発するなど、グローバルスタンダードを目指している。

 この業務提携は、ベトナムを拠点にモバイル、Webシステム及びAIのオフショア開発を手掛けるバイタリフィアジアの販売チャネルを通じ、在ベトナム企業向けに「バウナウ」を販売することで、商材拡販と相互の企業創造をスターティアラボが実現させた。

【編集:安麻比呂】

ベトナムの新着ニュース