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【インドネシア】イスラム教徒2,500人・岡山県産ブドウを試食=インドネシア大使公邸
配信日時:2014年7月29日 8時34分 [ ID:741]

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岡山のブドウを味あうインドネシア人のイスラム教徒。

 2014年7月28日、在日本インドネシア大使公邸で開催された、断食明けを祝うパーティー「OPEN HOUSE」に、日本で暮らすインドネシア人のイスラム教徒、約2,500人が参加した。

 岡山県産のブドウ約100房(シャインマスカットとピオーネ)を、試食用に提供したところ、「こんなに大きい粒のブドウを初めて見た。」「本当に美味しい。インドネシアでも販売しているなら、詳しく教えてほしい。」と言ったものから、「今日ここで買って帰りたいが、販売はしていないのか。」「東京であれば、どこでいくらくらいで買えるのか。」と大評判だった。

 ジャカルタで9月後半に開催予定の岡山フェアのPRのためのもので、日本で生活しているインドネシアの人たちからインドネシア本国で暮らす人たちにクチコミでPRしてもらうことを狙っている。

 今回のパーティーに出展した自治体は岡山県だけで、多くの参加者から「岡山県のブドウはインドネシアとどう関係があるの?」と聞かれることも多く、「美味しいブドウは、岡山県産」とのブランドイメージの定着に大きな効果があった。

 岡山県は、高級フルーツの販路をアジアに広げようと、台湾、香港、マレーシア、シンガポールなどでも、販売促進のためのキャンペーンをおこなっている。担当者は「経済成長で富裕層が増えているアジアへの輸出を増やしていきたいと」と話した。

【編集:安麻比呂】

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