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【コラム】借金は、ワクチンで返す! 韓国
配信日時:2021年11月6日 6時00分 [ ID:7609]

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新型コロナワクチン 接種のイメージ

 2021年11月、韓国が、原油代をイランに支払わない状態は、依然変わらない。現金ではなく、物をもって交渉もしているが、イラン的にはNOだ。当たり前の話だ。

 そんな感じで関係がややこしくなっている両国。韓国が、アストラゼネカ製のワクチン100万回分を、イランに供与する。既報済みだが、供与は「あなたが乞い願うからくれてやる」の意味を持つ言葉だ。理由は、両国間の60年に渡る友好関係の印だそうだ…友好関係が良好ならば、借金は現金で払えないのか。

 勝手に押し付けて来る韓国に対してイランも黙ってはいない。韓流ドラマは、10年以上前から、イランでも人気コンテンツの一つだ~つまり韓国の輸出財源の一つでもある。その韓流ドラマの放送を、イランで禁止するという。放送料は支払われないし、DVDなどの販売もできないし、グッズなどの売買も当然できない。韓国のことだから海賊版を送り込むだろうが、政府に賛同する国民も多いだろう。

 韓国は、自国民数以上のワクチンを異常に買い求めている。世界的にワクチン接種が行き届き、価格的にも供給量的にも落ち着いてきた。しかし、まだまだワクチン後進国が実在する。その国たちに「供与」することで、韓国の世界的立場を強靭にしようといったサモシイ発想なのだろうか。ワクチンを買う金があるなら、イランへの借金はすぐにでも返せるだろう。

 いくら、物資でチャラにしようとしても、借用書がある限り、支払いはしなければならない。韓国人には理解できない事なのだけれど。

【編集:fa】

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