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【コラム】偽装と、おまえにだけは言われたくないー韓国
配信日時:2021年12月2日 6時00分 [ ID:7680]

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韓国のイメージ

 2021年11月、韓国の海洋水産部は、12月3日まで1000人程度の調査員を投入して、水産物原産地表示特別点検をし、違反があれば取り締まると告知した。調査員の構成は、消費者団体などの水産物名誉監視員882人に、国立水産物品質管理院の特別司法警察官117人…名誉監視員や特別司法とか、実に胡散臭い、中抜き的な人選に感じる。

 実働部隊としては、全国の市や郡、区や道の調査公務員。これらのチームが、主要塩辛販売市場や水産物製造流通販売業者や飲食店、伝統市場や通信販売業者を点検する…調査のためとして、お金を払わないで製品を持ち帰ることもあるだろう。

 立冬も過ぎ、韓国も地場野菜:白菜や大根を中心にしたキムチづくりの季節がやってきた。その原料にもなる魚介類。キムチと共通の原料で作られるアミの塩辛やカタクチイワシ・イカナゴの魚醤(魚を原料に作られた醤油に似たもの)を使った塩辛類。精製塩や天日塩など塩。ブリや真鯛など冬が旬の刺身用の魚。ホタテなどの貝類。が、調査対象だ。

 魚介類自身が「どこを通って、韓国に辿り着きました」と言う口はない。塩の原料となる海水もどこを通って、韓国の製塩所に来たかも想像もできない。キムチを安い原材料で作ることが出来さえすれば、原産地にこだわる韓国人はいるまい。

 そして、韓国産という非衛生さの代表選手という原産地偽造で、日本に輸出しているのは、どこの国だろうか。

 肩慣らしで8月から9月にかけて予備調査も行われていた。そこで断トツに多かったのは、中国の偽造であって、日本産は18件に過ぎない。日本人が積極的に輸出したとは思えないので、買いたたいて韓国に持ち帰った業者がいるのだろう。

 韓国国民の健康に危害を及ぼす産地偽造は許されるべきではないと、定義するが…産地偽装に関して日本は、中国や韓国にはまったく敵わない。そんなスキルは学びたくもない。

 調査員が無料で持ち帰った食材は「腐ったから廃棄した」と、腹の中に捨てられるのだろう。

【編集:fa】

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