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【コラム】火遊びのお相手ー韓国
配信日時:2022年8月31日 6時00分 [ ID:8302]

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韓国イメージ

 2022年夏、暑い。人は春先にも、精神が不安定になる人も多いが、こう暑いと、思考力も落ちる。できるだけ、家族を含めて、誰とも接したくなくなる、違いますかねえ。

 いやいや、この「犯人」くんは、意外と涼しい部屋にいて、暇を持て余していたのかもしれない。韓国の警察署の出入り口に、ガソリン2リットルまいて、火をつけた高校生がいた。キャンプファイヤーの場所を探していたのかと思いきや、時間は早朝5時47分。キャンプファイヤーするには明るすぎる…幸い、なにが起こるかわからない昨今、韓国の警察署の玄関は施錠されていたので、出入り口の指紋認証装置をターゲットにしたということだ。放火の他に、器物破損の罪状も加わる。犯人くん自身が火傷した可能性はあるが、被害者はいなかった。即、現行犯逮捕された。

 なぜ犯人くんは、犯行に及んだのだろう。「先輩が喫煙しているので注意してください」と、警察に電話したが、対応してくれなかったからだそう。同じ高校とかならば、警察ではなく、学校にチクれば済むのだが、路上喫煙している学生…腕っぷしの強さを「先輩」とした可能性はある。ビビりだ。ビビりは意外と権力に何とかしてもらおうとする。

 20回ほど電話をしている。20回ぐらいでは、ストーカーにはならない。いや、警察にしつこく電話したことでストーカー認定された事件は聞いたことがない…警察も大変だな~。声で、「あの子か」認定は存在し、動かない場合もあるだろう。電話番号も出るだろうし。ここに「オオカミ少年」の寓話が適応するが、最近そういうことで「嘘はダメだよ」と叱っている話は聞かない。

 犯人くんは、交通問題(どんなだ? )などで、そのほかに60回ほど通報している。その際は対応してもらったようだ。褒められたのか…「なにかあったら、警察に電話してくださいね、遠慮なくね」…日本でもよく聞く言葉だ。なにもないほうが、実はよいに決まっている。

 犯人くんは、幸いにしてか、精神の病を持っていて、専門病院に通院していたということで、親が事情徴収されている。

 そう、親は、犯人くんをこの世に出したという責任がある。病気が原因だとしても、まずは躾から。「無意味な通報で112(日本の110番に当たる)してはいけない」から始めよう。放火…ある意味、火病。韓国の持病か。

【編集:fa】

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