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【コラム】それとっくにJIN~仁先生がやっています! 韓国
配信日時:2023年10月26日 6時00分 [ ID:9297]

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 韓国、いや、北朝鮮と、中国の隣接地を一緒にした「大韓帝国」という国が1897年から1910年の13年間だけ存在した。
そしてその国で起こったことの手柄を、現代では韓国が独り占めして、「韓国がやったよ!」的に発表している。

 大韓帝国にあった近代式医科大学である官立医学校が、1899年に「虎列刺病豫防注意書」という医学書籍を出している。
『虎列刺』とは、コレラという意味だ。

 1822年頃からコレラは地域的に流行し始めた。日本であれば、1862年くらいから1873年の江戸時代末期から明治時代初期に該当する。つまり日本だけでなく、朝鮮半島でもコレラは発生していたと言える。

 2019年末から新型コロナウィルスが世界中を襲っている。人為的に作成された毒物兵器とも自然発生したウィルスとも言われている。ここから100年前には、今はインフルエンザと呼ばれるようになったスペイン風邪が流行した。人類はほぼ100年周期で謎の病に立ち向かってきたのだ。

 コレラに話を戻そう。大韓帝国が作ったコレラの予防所も言える医学書籍は、流行が去ったはざまで作られたものだ。歯磨きをすれば除菌ができるとか、腸が健康であれば発病しないとか…トンデモ健康本の類とも言えなくはない。ハングルと漢文の混用で書かれている。つまり、現代の韓国=大韓帝国ではないという証明でもある。

 今回、この「虎列刺病豫防注意書」が、国家登録文化財に登録された。この本の元の持ち主は、大韓医師学会を創設した御仁。
言うなれば、内容はどうでも、古い本だから文化財だぞ、わー! って感じかな。

 現代のコロナ、人とあまり接触しないとか的な注意事項も多数書かれてある。文化財と特別なものにせず、廉価で復刻本として2019年の夏にでも売り出しておけば一財産国家的に儲けられたのに…残念。

 なお、原作漫画やドラマで知られる「JIN~仁」。南方仁先生は、1862年の発生初期にすでにこの本に書かれていることを実践している。どれかのパラレルワールドではそういうこともあったかもしれない。そう思うと、仁先生のが、人間国宝と言っていいかもしれない。

【編集:fa】

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