ワールドのニュース

【コラム】日本では、それを朝鮮漬と呼ぶ
配信日時:2023年4月22日 6時00分 [ ID:8847]

このエントリーをはてなブックマークに追加

写真をクリックすると次の写真に切り替わります。

イメージ

 今年のバカ温かい陽気は、桜を入学式前に咲かせただけでなく、冷蔵庫に入れている食品さえも足の速いものにさせている気がする。

 韓国の安全医薬品安全処=日本の保健所は「白キムチ」から食中毒の菌が検出されたと発表した。

 キムチは唐辛子で真っ赤なモノと思い込みがちだが、「白いキムチ」も確かに存在する。そして、それを日本では「朝鮮漬」の名称で呼ぶ(地方によって若干の違いはあるが)。

 普通の白菜漬けの風味付けに、ニンニクが入っていたり、白菜の色を邪魔しないように、糸状で色素を出さない唐辛子が入れられていて、独特の味がする。

 日本では、冬に向かう時期に、天日で干した白菜を塩漬けにする。地方によってだが、昆布やみかんの皮や柿の皮など若干の甘味成分も加える。

 冬になると食べごろで、春に向かううちに酸っぱくなり、鮭のアラと酒粕と一緒に煮ておかずの主役にする場合もある。それは、日本ならではの漬け方だからできることだ。

 朝鮮漬はあくまでも、箸休めの漬物のスタンスに過ぎず、キムチとは異なる認識のものだ。けれど、何でも発祥地になりたい韓国では「白キムチ」と呼ぶのだろう。

 今回検出された「エルシニア・エンテロコリチカ」という食中毒菌は、豚や鹿、猪やネズミが持っているとされる菌。工場内に豚とかは入れないから、ネズミが多数いると思われる。また、犬や猫も持っている。伴侶犬の時代。漬物工場の従業員は伴侶同伴で勤務しているかもしれない。また、当然のごとく河川水にもいる。材料をきれいな水で洗わず、そこらの側溝の水で洗っているとも考えられる。突っ込みどころ満載の菌だ。原因は1つかもしれないが、3つともあてはまる場合があるのが今の韓国。

 食べずに返品を呼び掛けているが、韓国人がなんの賠償(金)なしに協力するとも思えないし、腐っていたので捨てたで申請するかもしれない。

 この菌、低温0~4度でも育つので、冷蔵庫は充分な生育場所だ。

 冬の白菜をなんとか無駄にするまいと、日本では切り漬にするが、やはり足が速いので、1週間は冷蔵庫でも持たない。白カビが繁殖する。3日以内で食べるのがベストだ。

 韓国の食べ物には、普通に食中毒菌はいると、みなさんも思わないだろうか。

【編集:fa】

ワールドの新着ニュース