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フィリピン・クラーク空港から行ける「秘境温泉・Puning Hot Spring」
配信日時:2023年9月26日 9時00分 [ ID:9238]

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「Puning Hot Spring(温泉)」2023年9月25日撮影

 2023年10月29日から、成田からクラークへの直行便が、週4便から毎日運航になる。そこで、セブ・パシフィック航空・フィリピン観光省・クラーク観光事務所は共催で、クラーク メディアツアーを実施した。

 9月25日は、山深い秘境温泉、切通しを抜け川の中を走る4輪駆動車のスリルも楽しい大自然「Puning Hot Spring(温泉)」を訪れた。

 この秘境温泉は、3セクションに分かれており、移動には4輪駆動の改造ジープを使用する。切通しを抜け川の中を走る迫力は圧巻。

 まずセクション1で、受付をした後、セクション3の温泉ゾーン(水着の持参は必須)に向かう。4人乗りの改造ジープは、川の水量が増えても走行できるようシャーシが高くなっているが、温泉浴の後、雷雨に見舞われ水嵩が増え迫力が倍増した。

 温泉の効能は、血行促進、ストレス低減、関節痛や筋肉痛の緩和に有効。セクション2の砂風呂と併用することで、発汗で体の毒素を排出させ解毒効果まで期待できる。温泉の温度は36~45度、100パーセント源泉かけ流しで、ピナツボ火山系の自噴温泉だ。

 温泉の後は、再びジープに乗車し、セクション2の砂風呂へ、砂の重さで足首の脈を全身で感じることが出来る。砂の温度は36~38度に保たれており、じんわりと発汗する。足ふみマッサージの施術も砂で圧が分散するため、足裏の2倍ぐらいが面で指圧を受けている感じだ。汗ばむとスタッフが団扇であおいでくれる。砂風呂は約30分間。そして全身泥パック(ピナツボ火山系)の泥が、毛穴にたまった汚れを吸い出してくれるようで、スベスベになる。

 そして、セクション1に戻り、シャワーで泥を落としてランチ、牛テールスープは絶品だ。上記のセットコースを3名から受け付けている。

 「Puning Hot Spring(温泉)」の現場スタッフは、フィリピンの先住民AETA(アエタ)の人々。温泉のオーナーは、韓国人の夫を持つセブ市で生まれ育った女性で、この施設は、ルソン地域のアエタ族を経済的に助けることも目的の一つ。

〔取材協力・Clark Development Corporation (Tourism Office) and Department of Tourism Region 3 セブ・パシフィック航空〕

【編集:Eula Casinillo】

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