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ラオス─中国間の鉄道建設計画が前進=両国の首脳会談で合意
配信日時:2014年4月14日 13時16分 [ ID:353]
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2014年4月10日、ラオス紙が中国・ラオス首脳会談を報じた際に、現在計画が止まっている鉄道建設について前進するだろうと報じた。
中国海南島で行なわれたボアオ・アジアフォーラムの会期中に、中国の李克強首相とラオスのトンシン首相が会談を行なった中で、中断している鉄道建設の再開について話が交わされ、両国の首脳は互いに実現へ向けて努力することで合意したという。
全長425キロ、中国雲南省国境の街、西双版納(シーサンパンナ)とラオスの首都ビエンチャンを結ぶ計画の鉄道は、タイのノンカーイからバンコク、シンガポールへと結ぶ大プロジェクトとして、2011年に発表された。その翌年には中国企業が予算の70%を投資し、事業計画が始まるかと思われた。しかし、中国企業が手を引いたあと、計画は中断したままになっていた。
今回の報道に接した事情通の間では実現を疑問視する声も多い。ラオス国内での必要性に加えて、区間のほとんどを山間部を通るための技術的問題と財源の問題もあることをあげている。また、事前調査をした中国企業による地質調査において、鉱物資源の調査が行なわれたという疑念が解消されていないこともあげた。
現在、ラオスにある鉄道はタイ東北部のノンカーイから国境を橋で越えるターナレンまでの総延長6.15キロの内、3.5キロの区間しかない。
【翻訳/編集:そむちゃい吉田】
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